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上越地区 新潟スカイテックアカデミー

更新日:2024年8月15日

上越地区で、新潟スカイテックアカデミーを開校し、2名の生徒さんに産業用無人ヘリコプターの技能認定講習を受講いただきました。

(令和3年2月24日~3月24日)


降雪量が多く、予定通りの開校が懸念されましたが、天候に恵まれ雪解けが進み無事に開催することができました。

1名の方が3日遅れでの入校となりましたが、遅れを取り戻そうと努力し、順調に課程をこなすことが出来ました。

YAMAHA RMAX


教習開始から数日は、操作の基本を学びました。

室内でパソコンによるシミュレーターと、小型の模型ヘリによる練習を行った後、圃場で教習機を使用した操作教習へと進みました。

操作訓練

圃場での教習は、インストラクターの送信機とケーブルを繋いで離陸・前後進・着陸の練習から始まります。

生徒さんたちは、前後進時のヘリ高度維持に苦戦している様子でした。

また、ヘリポートへの着陸も慣れるまでは思うように行かず、四苦八苦する様子が伝わってきました。


一週間ほどの練習で、2人ともケーブルを外し一人で飛行させる事が出来るようになり、実際の空中散布をイメージした練習を行っていきました。


1人の方は操縦に少し不安があるようでしたが、とても努力家の方で「もう一回もう一回」と進んで練習に取り組まれていました。


教習期間は風の強い日も多く、思うように練習が出来ない日もありました。

しかし、限られた時間に集中して練習を行い、教習も後半になると2人ともしっかりと操縦ができるようになり、無事に技能検定を合格することが出来ました。


受講生の2人に今回のアカデミーの感想をお聞きしました。

Kさん

この1ヶ月は毎日疲労でよく眠ることが出来ました。先生に言われた様に、離陸してから着陸するまでは集中力を切らさないように心がけました。

Fさん

諸事情で3日遅れの入校となり、先に入校された方が先に進んでいると思うとソワソワしていました。シミュレーターをして、小型の模型ヘリを飛ばすときは本当に緊張しました。

圃場での練習機では、最初は手が震えながらでしたが、先生方のご指導が良く何とか形になりました。


お二人ともお疲れ様でした。


最後に今回のアカデミーを担当した長谷川インストラクターに感想をお伺いしました。

長谷川インストラクター

今回、Kさんは年齢が42歳、Fさんは3日遅れでの開始と私にとっては微妙に不安含みのスタートに感じました。

シミュレーターと電動へりでは個人差はあれ、2人とも苦戦しながらもなんとか集中力を切らさずに取り組み、予定通り本機に移ることができました。

本機では強風の日が多く、いつも5~6mの風が吹いている中での練習でした。2人とも、素直に聞き入れ、そしてあきらめないタイプと思います。

実践散布に於いては先輩達から、たくさんのことを学び、農家目線で焦らずに安全第一でフライトし、農家からリクエストされるオペレーターを目指して頂きたいと思います。

上越地区での活躍を期待しています。


今回卒業されたお二人には、今後の現場での活躍を期待しています。

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