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上越地区新潟スカイテックアカデミー

令和3年2月24日から3月24日に上越で、新潟スカイテックアカデミーが行われ、2名の生徒さんが産業用無人ヘリコプターを受講されました。

今年は降雪量が多く心配されましたが、天候に恵まれ雪解けが進み無事に開催することができました。

1名の方が3日遅れでの入校となりましたが、遅れを取り戻そうと努力し、順調に日程をこなすことが出来ました。



教習開始の数日は、操作の基本を学びました。

室内でパソコンによるシュミレーターと、小型の模型ヘリによる練習を行った後、圃場で練習機を使用した教習へと進みました。

圃場での教習は、先生の送信機とケーブルを繋いで離陸・前後進・着陸の練習から始まります。

生徒さんたちは、前後進時のヘリ高度維持に苦戦している様子でした。

また、ヘリポートへの着陸も慣れるまでは思うように行かず、四苦八苦する様子が伝わってきました。


一週間ほどの練習で、2人ともケーブルを外し一人で飛行させる事が出来るようになり、実散布をイメージした練習を行っていきました。


1人の方は操縦に少し不安があるようで、自信が持てずにいた様でしたが、とても努力家の方で「もう一回もう一回」と進んで練習をされていました。



教習期間は風の強い日も多く、思うように練習が出来ない日もありました。

しかし、限られた時間に集中して練習を行い、教習も後半になると2人ともしっかりと操縦ができるようになり、無事に技能検定に合格することが出来ました。



受講生の2人に今回のアカデミーの感想をお聞きしました。

Kさん

この1ヶ月は毎日疲労でよく眠ることが出来ました。先生に言われた様に、離陸してから着陸するまでは集中力を切らさないように心がけました。

Fさん

諸事情で3日遅れの入校となり、先に入校された方が先に進んでいると思うとソワソワしていました。シュミレーターをして、小型の模型ヘリを飛ばすときは本当に緊張しました。

圃場での練習機では、最初は手が震えながらでしたが、先生方のご指導が良く何とか形になりました。



お二人ともお疲れ様でした。

最後に今回アカデミーの講師を務めて頂いた、長谷川先生に感想をお伺いしました。

長谷川先生

今回、Kさんは年齢が42歳、Fさんは3日遅れでの開始と私にとっては微妙に不安含みのスタートに感じました。

シュミレーターと電動へりでは個人差はあれ、2人とも苦戦しながらもなんとか集中力を切らさずに取り組み、予定通り本機に移ることができました。

本機では強風の日が多く、いつも5~6mの風が吹いている中での練習でした。2人とも、素直に聞き入れ、そしてあきらめないタイプと思います。

実践散布に於いては先輩達から、たくさんのことを学び、農家目線で焦らずに安全第一でフライトし、農家からリクエストされるオペレーターを目指して頂きたいと思います。

上越地区での活躍を期待しています。



長谷川先生、生徒さんをはじめご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。

今回卒業されたお二人はこれから現場での活躍を期待しています。

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